伝統教学10 – 基礎教学 ~ (1) 三重秘伝5

【本迹相対して一念三千を明かす】

法華経二十八品のうち、前半十四品(迹門)と後半十四品(本門)ともに一念三千が説かれ、迹門・本門の一念三千を相対して勝劣を判定したのが本迹相対です。
そもそも前半十四品がなぜ「迹門」になるのかというと、前半十四品では、開三顕一、二乗作仏による十界互具、十如実相等によってほぼ一念三千が明かされましたが、それはどこまでも理論上に説かれたのみで、事実の上で示された訳ではありませんでした。これに対し、本門に入りますと久遠実成が示され、本因・本果・本国土が仏身の上に事実として明示されたので、これを以て「本門」とし、事の一念三千と名付けられたのです。

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