Lwp48 – 書評:三谷太一郎『人は時代といかに向き合うか』東京大学出版会。
政治史の大家が「時代と向き合い歴史を学ぼうとするすべての人々に」贈る歴史論集である。右顧左眄する今こそ紐解きたい一冊である。
大事な何かをその手に取り戻す実験場。政治、宗教、生活、歴史、経済など各界の論客たちが思い思いの言葉を綴ります。
政治史の大家が「時代と向き合い歴史を学ぼうとするすべての人々に」贈る歴史論集である。右顧左眄する今こそ紐解きたい一冊である。
6月22日から福島県の飯舘村と浪江町に行ってきました。前は3月に行ったのですが、それから3ヶ月で変わらないこともあれば、変わったところもありました。「その1」からの続きです。
近代哲学は、個人の尊厳の確立に知的格闘する営みであったが、当然その社会構想は政治哲学を生み出す。ホッブズ、ロック、ルソーを取り上げ、その政治思想を概観したい。
内心の自由を尊重しようとすると「調和を乱すやつ」と言われたり、「儀礼に従うことは内心の自由を侵すことにはならない」と言われます。この言い方に潜む問題を考えてみました。
私が借りている家の周りを歩くと、すぐ森に行き当たる。近くにも、遠くにも森がある。 その、ちょっと遠くに、森の仙人ペーターがいる。 こんな感じ。 そのペーター夫妻が、私のために夕食会を開いてくれた。シュパーゲル(白アスパラ …
震災や病気などの当事者を支援するとき、あまりこちらが手を貸すと、結局、当事者を「被害者」「被災者」的立場に落としてしまう、と言われます。
もちろん、ネットのヘイトのように、「甘えるな!」というのは、論外です。では、どのような支援がいいのか。ちょっと考えてみました。
「名著を読む」で『職業としての政治』を取り上げましたので、格好のヴェーバー入門をご紹介します。真摯に自己に立ち返る姿勢こそ、古典との出会いではあるまいか。
6月22日から福島県の飯舘村と浪江町に行ってきました。前は3月に行ったのですが、それから3ヶ月で変わらないこともあれば、変わったところもありました。
人間を定義づけた途端に非人間を生み出してしまうジレンマに対して、どう向き合えばよいでしょうか。二項対立を退け、非人間化しようすとする意志や思考と戦うしかありません。
「種種御振舞御書」には、「わたうども二陣・三陣つづきて迦葉・阿難にも勝ぐれ、天台・伝教にもこへよかし」とあります。日蓮大聖人が弟子たちに、私に続いてくれ、私の跡を継いでくれ、と訴えられた一文です。では、どのような跡を継げば?