freak61 – 脱神話のリアル/崇峻天皇御書(その2)【無料】
freak59 – 日々を丁寧に生きよう/崇峻天皇御書(その1)【無料】 のつづき さて、建治三年九月十一日付けの四条金吾への書簡。「崇峻天皇御書」との名前で親しまれているのですが、「崇峻天皇」 …
大事な何かをその手に取り戻す実験場。政治、宗教、生活、歴史、経済など各界の論客たちが思い思いの言葉を綴ります。
ギターの歴史を変えたジミ・ヘンドリクス作曲の’If 6 was 9’の歌詞の中に出てくる言葉をヒントにしています。
もとは、彼の1967年の(UK、アメリカでは翌年1月)のアルバム”Axis: Bold as Love”の中の一曲ですが、映画「イージー・ライダー」の中でとても印象的に使われました。
1967年といえば、大学紛争やベトナム反戦運動などの「異議申し立て」が全世界に広がっていたころ。若者たちは、「ティーチイン」と言って、そこら中に座り込んでは、議論を戦わせていました。
また、既成の生き方から離れて(ドロップ・アウト)、ヒッピーなどの「違う生き方」を目指す動きも広範にありました。
この曲は、そういう「違う生き方」を象徴する曲とされています。「異者の旗を振ろう」という意味ですね。
このタイトルのもとで、繁栄のなかの息苦しさを突破する「違う生き方」の可能性、また3.11以降の社会のありようを考える哲学的、宗教的なエセーを綴ろうと思っています。
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freak58 – アバヤ王子への答え 仏教とジャイナ教の対話(その1) のつづき ゴータマ・ブッダは、ジャイナ教の教祖、ニルグランタ(マハービラ)のような、一見、徹底した自己否定的に見える考え …
「崇峻天皇御書」とも、「三種財宝御書」とも呼ばれる建治三年九月十一日づけの、四条金吾宛の書簡。 次のような一節があり、とても親しまれている書簡です。 設い殿の罪ふかくして地獄に入り給はば日蓮を …
Abhayarājakumāra-suttaいう経典が、マッジマ・二カーヤの中にあります。 ジャイナ教徒だったアバヤ王子が、ゴータマ・ブッダに疑問をぶつけるストーリーです。 ジャイナ教と仏教は、きょうだい的な宗教で、ゴー …
一応、長年、記者をしておりました。日本国内、国外の「識者」と言われる人たちのインタビュー、人間国宝桂米朝さんや枝雀さんなど「芸人さん」へのインタビュー、「音楽家」のインタビュー、東日本大震災の現場で活動されているかたがた …
先日、アジアからの学生さんをお連れして、釜ヶ崎を案内しました。現代日本を研究しようとされている学生さんたちです。 創価学会の池田名誉会長が若き日、活動の拠点とされていた「花園旅館」の跡地を案内し、 (前に、JICAの現地 …
「日女御前御返事」には、次のように認められています。 此の御本尊全く余所に求むる事なかれ。只我等衆生の法華経を持ちて南無妙法蓮華経と唱うる胸中の肉団におはしますなり。是れを九識心王真如の都とは申すなり。十界具足とは十界一 …
日蓮大聖人の御書中で、「異体同心」ということばが使われるのは、二つです。 まず、「生死一大事血脈抄」(p.1337) 総じて日蓮が弟子檀那等、自他・彼此の心なく水魚の思いを成して、異体同心にして、南無妙法蓮華経と唱え奉る …
日女御前御返事(御本尊相貌抄)には、御本尊の相貌が次のように記されています(p.1243)。 されば首題の五字は中央にかかり、四大天王は宝塔の四方に坐し、釈迦・多宝、本化の四菩薩肩を並べ、普賢・文殊等、舎利弗・目連等坐を …
特に、中国や、日本の奈良時代に高い尊崇を受けていた経典が、『華厳経』です。この経典について、またこの経典を日蓮大聖人がどのように見ていたか、ちょっと角度を変えて考えてみます。