freak41 – 「過去世の仏」は「今の私」

仏の過去世の姿を描いた典籍がたくさんあります。「本生譚」と言われます。それは、過去世に、こんなたくさんの修行をしてきたんだ、歴劫修行だ、ということをいうための典籍ではありません。それは、いろんな人が、それぞれの思いで作ったものが、後に経典になったり、ある経典の一部に入ったりしたものです。
でも、その多くは一つのことを言いたいがために、創作されました。それは。

freak40 – リーダーは要らない

東日本大震災から7年の歳月を見てきて、「強いリーダー」のところが、発災当初は物事が迅速に進むように見えました。ところが、二年、三年経つうちに、そういう自治体、企業、団体に、現場のニーズと齟齬が目立つようになりました。これは、驚くほど明白でした。予算分配が、結局、非効率となり、しかも必要としている人に届かない。発災当初、とても、ありがたい示唆を、ある「現場のかた」からいただきました。その「示唆」について述べます。

freak39 – 受動性こそが大切

震災や病気などの当事者を支援するとき、あまりこちらが手を貸すと、結局、当事者を「被害者」「被災者」的立場に落としてしまう、と言われます。
もちろん、ネットのヘイトのように、「甘えるな!」というのは、論外です。では、どのような支援がいいのか。ちょっと考えてみました。

freak33 – シミッタレた国技館

例の「女人禁制」事件以来少し、大相撲について、少し考えていました。そのなかで、思いだしたことがあります。それは「国技館」のことです。「国技」という名詞が先にあり、「国技館」ができたのではなく、「国技館」ができて、「国技」という言葉ができたのです。