Lwp22 – 書評:高橋源一郎『ぼくらの民主主義なんだぜ』朝日新聞出版、2015年。絶望するまえに、ぼくたちは、ぼくたちの「民主主義」を自分で作らなきゃならない。

高橋源一郎のオルタナティブを創造せんとする、人びとを繋ぐ「ことば」への復興という試みは、党派性を超えた、人間主義の探求であるのではないか。「ぼくたちは、ぼくたちの『民主主義』を自分で作らなきゃならない」。

Lwp21 – 日本社会の外国人排斥は、「ふつーの日本人」たちのデフォルトではないだろうか【無料】

「人の良いオッチャンや、優しそうなオバハンや、礼儀正しい若者」たちは、事実とは異なる神話をもとにした外国人に対する「心のなかに潜む小さな憎悪」を持っている。だとすれば「ふつーの日本人」は、ヘイトスピーカーたちと地続きかも知れない。

Lwp20 – 書評:アントネッラ・アンニョリ(萱野有美訳)『拝啓市長さま、こんな図書館をつくりましょう』みすず書房 図書館とは、平等と理解、寛容を体現する知の広場

市民が自由に集い、図書を媒介に会話を楽しんだり、時には結婚式や市民討論が開かれたり…。図書を介して新しい考え方や生き方に触れることもあるだろう。カルティベイトできる「知の広場」こそ図書館である。