名著を読む4 – プラトン『国家』を読む

二元論と絶対的真理の主張で評判の悪いプラトンですが、その真意は、真実を探究せず、移ろいやすい世界や物事を絶対化させてしまうことへの警鐘だったのではないでしょうか。プラトンの説得的な構想力は、いまこそ必要とされる対話的叡智といっても過言ではありません。

名著を読む3 – 池波正太郎『鬼平犯科帳』を読む

読書への意欲はあるものの何から読めば分からないというひとに最もおススメなのが『鬼平犯科帳』シリーズ。圧倒的な面白さが、読書を習慣へと鍛え上げてくれます。池波先生の「人間とは何か」という探求は、あなたの人間観を深め、より世界へ関わっていくきっかけにもなるでしょう。

名著を読む2 – デカルト『方法序説』を読む【無料】

疑うことなく考えることのない世界は楽チンかも知れませんが、それでも「みんながそう思っているのだから、なんでおまえはそう思わないの?」っていうのばかりなってしまうのは少し窮屈ですよね。「確実性」を求めるデカルト的省察(疑い)は、何の手続きをも経ないで「確実性」と「思いこむ」感性よりは、少し彩り豊かな世界を、僕たちのまえに見せてくれる筈です。

名著を読む1 – はじめに 人間は言葉の海で人間へとなりうる。【無料】

本連載では、いわゆる古典名著と呼ばれる、主として哲学や文学に関連した著作を紹介する。古典名著とは先人たちの悩みとの格闘の軌跡のこと。その格闘を参照することは現代に生きる私たちにとっては何より糧になる。人間にしか出来ない読書という営みを通して「人間とは何か」を考えてみたい。