freak46 – 衆生所遊楽 どこで人は救われるのか?/四条金吾殿御返事 その1【無料】
「衆生所遊楽御書」とも言われる「四条金吾殿御返事」。多くの人々が暗記した御書です。この御書について、違った角度から見てみたいと思います。
大事な何かをその手に取り戻す実験場。政治、宗教、生活、歴史、経済など各界の論客たちが思い思いの言葉を綴ります。
「衆生所遊楽御書」とも言われる「四条金吾殿御返事」。多くの人々が暗記した御書です。この御書について、違った角度から見てみたいと思います。
夏から秋にかけては、日本近・現代仏教の特徴とも言える、「お盆」「お彼岸」の時期がきて、お墓参りとかされる人も多いかと思います。その時、立派なお坊さんに来てもらって、「廻向」してもらう。では、廻向ってなんでしょう。
仏の過去世の姿を描いた典籍がたくさんあります。「本生譚」と言われます。それは、過去世に、こんなたくさんの修行をしてきたんだ、歴劫修行だ、ということをいうための典籍ではありません。それは、いろんな人が、それぞれの思いで作ったものが、後に経典になったり、ある経典の一部に入ったりしたものです。
でも、その多くは一つのことを言いたいがために、創作されました。それは。
「種種御振舞御書」には、「わたうども二陣・三陣つづきて迦葉・阿難にも勝ぐれ、天台・伝教にもこへよかし」とあります。日蓮大聖人が弟子たちに、私に続いてくれ、私の跡を継いでくれ、と訴えられた一文です。では、どのような跡を継げば?
「種種御振舞御書」は、とてもビジュアルイメージが湧くような、緊張感をもった、ドキュメンタリーです。まず、その光景をイメージしながら、通読してみましょう。そうすると、ある象徴的な事実が分かります。
日蓮大聖人が唱えた五字七字の題目、「南無妙法蓮華経」の題目って、何でしょう?もちろん、さまざまな角度からのアプローチが可能でしょう。今回は、自分自身の経験した、一つの事実から、考えてみたいと思います。
日蓮大聖人の「やのはしる事は弓のちから(中略)をとこのしわざはめのちからなり」という有名なことばがあります。このことばを、どの方向に向けて展開していくか、それで、180度意味が変わります。
「女人禁制」ということが、相撲界を中心に話題になっていますが、ちょっと角度を変えて考えてみました。
「単衣抄」の御文から少し離れて、「仏のことばを証明する」ということについて、いろんなことをつれづれなるままに考えたいと思います。
「単衣抄」の「日蓮・日本国に出現せずば如来の金言も虚くなり」ということばは、どのように解釈するか、それは、自分の信仰の有様を試す試金石となるかもしれません。