Abhayarājakumāra-suttaいう経典が、マッジマ・二カーヤの中にあります。
ジャイナ教徒だったアバヤ王子が、ゴータマ・ブッダに疑問をぶつけるストーリーです。
ジャイナ教と仏教は、きょうだい的な宗教で、ゴータマ・ブッダとニガンタ・ナ―タプッタ(ニグルランタ・ナ―タプトラ)は、ほぼ同時期に活動していました。
また、ジャイナ教の最古層の経典は、仏典の最古層を調べるときの資料として、とても重要視されています(言語が近い、「ブッダ」など、つかわれている単語が近い)。
大事な何かをその手に取り戻す実験場。政治、宗教、生活、歴史、経済など各界の論客たちが思い思いの言葉を綴ります。