名著を読む19 – 夏目漱石『私の個人主義』を読む

◇ 漱石の問い  私はこの世に生れた以上何かしなければならん、といって何をして好いか少しも見当がつかない。私はちょうど霧の中に閉じ込められた孤独の人間のように立ち竦(すく)んでしまったのです。そうしてどこからか一筋の日光 …

名著を読む18 – 緊急寄稿:『新潮45』は休刊では済まされない。【無料】

新潮社にしてみれば「痛くも痒くもない」っていうのがその実相。本体(新潮)が傷つかないように、「ダミー雑誌」(新潮45)を作って、戦前なら聖戦礼賛、今なら差別やヘイトの垂れ流し。しくじれば廃刊していくだけとは高崎隆治先生の …

名著を読む17 – カレル・チャペック『絶対製造工場』

◇ 「絶対」を「製造」する「工場」  「あれがただのガスだったらなあ」マレクは拳を固めて怒りを爆発させた。「いいか、ボンディ、だからぼくはあのカルブラートルを売っ払わなけりゃならないんだ! ただただ、ぼくはあれに耐えられ …