哲学入門54 – コラム:公共哲学としての「事象そのものへ」注目する現象学【無料】

前回の哲学入門では、フッサールの現象学を概観した。「事象そのものへ」をモットーに掲げる現象学は意識の経験に注目する。私が見ているのは水仙の花である。水仙の花は私の意識とは無関係に外部に実在すると従来の哲学は考えてきたが、 …

哲学入門52 – ウジケさんと子どもと哲学(4) 自分自身で考えてみる(1)

〔子ども向け本文〕 ・人間とは考える葦(あし)である  さて、身近な物事に注目し、そこでいろいろな発見があったと思います。次に大切になってくる手続きとは一体何でしょうか?  それは「自分自身で考える」ということです。   …

哲学入門51 – コラム:無意識と差異の発見【無料】

前回の哲学入門(3.3 前史(13) 現代思想外観(2) フロイトとソシュールの衝撃)では、現代思想の源流として、フロイトとソシュールを取り上げた。 フロイトによる精神分析学は、臨床体験に基づき、心のメカニズムから精神疾 …

哲学入門50 – 3.3 前史(13) 現代思想外観(2) フロイトとソシュールの衝撃

(前回までのあらすじ) 前回の哲学入門本編からいよいよ現代思想へと突入した。前回は、まず現代思想の登場を“「西洋近代」そのものへの「捉え直し」”、“「西洋近代」に対するオプションとしての現代思想”という2つのインパクトと …

哲学入門48 – コラム:現代思想の誕生に不可欠なのは他者から学ぶ視点【無料】

哲学入門47 – 3.3 前史(12) 現代思想概観(1) 前回の哲学入門(3.3 前史(12) 現代思想概観(1))では、20世紀の思想界を大きく塗り替えた現代思想を取り上げた。ただし取り上げるといっても、 …

哲学入門47 – 3.3 前史(12) 現代思想概観(1)

(前回までのあらすじ) 前回の哲学入門本編では、近代に洗練される経済学の潮流としてアダム・スミスとカール・マルクスを取り上げた。ここでは、ふたりの営み自体が「近代批判」になっていることを確認したが、今回から数回をかけて、 …

哲学入門45 – コラム:冷戦の崩壊は果たして資本主義の勝利なのか?【無料】

哲学入門43 – 3.3 前史(11) 近代の経済思想 近代批判としてのアダム・スミスとマルクス 前回の哲学入門本編では、近代に洗練される経済学の潮流を紹介した。嚆矢となるアダム・スミスとその転換期のカール・ …