名著を読む23 – アンドレ・レノレ『出る杭は打たれる フランス人労働司祭の日本人論』(岩波現代文庫)を読む。

◇ ルポルタージュを読む意味  工場にもどると、村本さんは工場長にしかられた。  「オレはここで働いて二十年になるが、休みをとらなきゃならんようなケガなんか、一度だってしたことがないぞ。ケガはおまえの注意不足のせいだ。」 …

ウジケ訊4 – なぜ、読書をしたほうがよいのか?

【質問】 ハンドルネーム:文子ママ 子どもと一緒に「ウジケさんと子どもと哲学」を楽しく読んでいます。カテゴリーが違うかも知れませんが、子どもからいつも聞かれる質問がありますので、それを氏家先生に代わりに応えて欲しく、質問 …

Lwp76 – 書評:マイケル・ボーンスタイン&デビー・ボーンスタイン・ホリンスタート(森内薫訳)『4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した』NHK出版。

マイケル・ボーンスタイン&デビー・ボーンスタイン・ホリンスタート(森内薫訳)『4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した』(NHK出版)戦慄を覚えつつ読了する。

freak68 – 「宿業」について つれづれに

まず、基本的なことをいうと 例えば、過去世の宿命で今が何か問題があるといったとき、その今の問題というのは、「病気」「障がい」「貧乏」なのですよね。 ということは、それは「悪いことなのか」という素朴な疑問がありますよね。 …

2045 #2 – 広島駅

午前9時過ぎ、夜行バスは広島駅前に到着する。終着の広島バスセンターまで乗り次いで行けば、目的地の平和公園は目と鼻の先であったのだが、現地の土地勘を持ち合わせていなかったセイキはここで降車した。

Lwp75 – 書評:E・ヤング=ブルーエル(矢野久美子訳)『なぜアーレントが重要なのか』みすず書房。

個人的な印象から語ろう。2011年の東日本大震災以降、ひとはアーレントの著作をよく読むようになったのではないかと思う。それを裏付けるかのように、新装版や新訳が次々と生まれている。 それもそのはずである。 このコンテンツを …

BookEnds2 – 桂米朝『米朝ばなし 上方落語地図』その2

さて、 桂米朝『米朝ばなし 上方落語地図』は、ある意味、総合的な関西観光案内であるともいえます。ここに採り上げられる100ほどある上方落語の舞台の多くが、観光名所。だから、博覧強記の桂米朝というガイドによる観光案内として …