freak38 – 何の跡を継ぐのか/種種御振舞御書その 2/2【無料】
「種種御振舞御書」には、「わたうども二陣・三陣つづきて迦葉・阿難にも勝ぐれ、天台・伝教にもこへよかし」とあります。日蓮大聖人が弟子たちに、私に続いてくれ、私の跡を継いでくれ、と訴えられた一文です。では、どのような跡を継げば?
大事な何かをその手に取り戻す実験場。政治、宗教、生活、歴史、経済など各界の論客たちが思い思いの言葉を綴ります。
「種種御振舞御書」には、「わたうども二陣・三陣つづきて迦葉・阿難にも勝ぐれ、天台・伝教にもこへよかし」とあります。日蓮大聖人が弟子たちに、私に続いてくれ、私の跡を継いでくれ、と訴えられた一文です。では、どのような跡を継げば?
宗教が人生のなかで生きているということはどういうことなのでしょう。それについて、少し考えてみました。
「種種御振舞御書」は、とてもビジュアルイメージが湧くような、緊張感をもった、ドキュメンタリーです。まず、その光景をイメージしながら、通読してみましょう。そうすると、ある象徴的な事実が分かります。
震災直後、被災各地で想像を絶する「悲劇」とともに、想像を絶する「奇跡」も起こりました。岩手県の大船渡で起こった「奇跡」の話をします。直接現場に行き、何人ものかたに、おうかがいした話です。奇跡と言っても、「神仏」が起こした奇跡ではなく、人の「可能性の奇跡」です。
日蓮大聖人が唱えた五字七字の題目、「南無妙法蓮華経」の題目って、何でしょう?もちろん、さまざまな角度からのアプローチが可能でしょう。今回は、自分自身の経験した、一つの事実から、考えてみたいと思います。
富士山、羽黒山、高野山などなど、多くの有名な山は、明治始めまで、「女人禁制」でした。
それはどのような理由からなのかを、少し考えてみます。
この前、作業療法に取り組んでいる信頼する後輩とちょっと話していたのですが、国際生活機能分類(ICF) の話になったんです。
その後輩は、大学で、ICFについてかなり学んでいたわけですが、「実際、そういう物の考え方自体が、まだ日本社会に定着してない」という訳です。
オリンピックを控えて、今、JR常磐線の復旧が急ピッチで進んでいます。それはいいことである反面、そうとも言えない面もあります。少しそれについて考えてみましょう。
例の「女人禁制」事件以来少し、大相撲について、少し考えていました。そのなかで、思いだしたことがあります。それは「国技館」のことです。「国技」という名詞が先にあり、「国技館」ができたのではなく、「国技館」ができて、「国技」という言葉ができたのです。
大阪の芸といえば、コテコテ、吉本みたいな、感じに思われるかもしれませんが、それはある意味、東京がバカにして、大阪を見た、その視線を大阪が内面化してしまったのかもしれません。