FF1 – 「故郷」をつくること 「故郷」を失うこと——飯舘村・浪江町の、もう一つの歴史(その1)【無料】

福島に通い続けています。友人や仲間もたくさんできました。
でも、福島については、最初の段階からそこに住む人々について、また、その人たちの「思い」について、見過ごされてきたという気持ちがぬぐえません。放射線量とかの数値が。確かに、数値も大事なんですが、人を忘れてはいけないと思うんです。
「福島にまだ住み続けているなんて、おかしい」とかいう反原発の人の声も、時々、目にします。
でも、原発事故の被害者のかたがたが、もっとも「反原発の証人」ではないかと思うのです。その人たちの気持ちを少しでも自分のものとすることが、一番最初になすべきことではないかと思うのです。
それで、FUKUSIMA FACTと題して、そこに住む人たちの”FACT”を考えたいと思います。九回連載の一回目です。

freak7 – 「不祥」って”かなり”のことば/寂日房御書 2/2【無料】

日蓮大聖人の「寂日房御書」にこういう一節があります。
「法華経の行者といはれぬる事はや不祥なり、まぬかれがたき身なり」とあります。「不祥」という言葉が、当時、どのような響きを持っていたのか、それを知ると、この一節のもつ、切迫感がより迫ってきます。

Salt7 – 「サティスファクション」誕生!

ロック・アンセム、The Rolling Stonesの「サティスファクション」。もちろん、「若者の不満」をとりあげて、その後のロックの歴史を変えた「一曲」ですが、それは、彼らのリスペクトするある人物に対する社会の扱いに対する「不満」が引き鉄となったものなんです。

freak6 – 四人の反乱/寂日房御書 1/2【無料】

日蓮大聖人の「寂日房御書」には、過去の勇気ある人の例として、樊噲・張良・平将門・藤原純友の4人の名前が挙がっています。この模範とすべき、4人とはどんな人であったか、それを考えると、日蓮大聖人の視座、どこから物をみていたか、が、分かります。

Salt5 – 誰が追われて逃げるのか? つづき|テンプテーションズの「ラン・チャーリー・ラン」を巡って (その2)

ソウル・ミュージックの歴史的存在、ザ・テンプテーションズの第二次黄金時代のボーカル、デニス・エドワーズが、先日(2018年)2月2日に、シカゴで亡くなりました。デニスは翌2月3日が誕生日でしたので、74歳、後一日で、75歳でした。
テンプテーションズの歴史を見ながら、社会と音楽とが激しく交差した60年代から70年代を振り返りたいと思います。

freak4 – 第二回 「随自意」って「自己中」?/諸経と法華経と難易の事 2/2【無料】

「随自意」と「随他意」、この言葉自体は、『法華経』原典にはありません。中国に経典が伝わってきたとき、それぞれ違う時代に作られた経典が、釈尊が語ったとされている。中身は矛盾している場合もある、その難問への答えとして、「随自意」「随他意」という区分は考えられました。それを、もう一度、釈尊一人の人生ではなく、釈尊以来の経典制作の歴史という視点で考えると、別の理解ができます。

Salt4 – 誰が追われて逃げるのか?|テンプテーションズの「ラン・チャーリー・ラン」を巡って (その1)【無料】

ソウル・ミュージックの歴史的存在、ザ・テンプテーションズの第二次黄金時代のボーカル、デニス・エドワーズが、先日(2018年)2月2日に、シカゴで亡くなりました。デニスは翌2月3日が誕生日でしたので、74歳、後一日で、75歳でした。
テンプテーションズの歴史を見ながら、社会と音楽とが激しく交差した60年代から70年代を振り返りたいと思います。