生活保護問題4 – 「世帯分離問題」、教育の機会喪失、貧困の連鎖 後編【無料】

(前編からのつづき) つい最近になって、国も少しは悔悟の念が起きたのか、「たてまえ」の進学不可、就労義務はなくなり、進学もある程度は認めるようにはなった。世帯内での進学も一応ありにはなった。 雀の涙程度の就学支援金もたっ …

生活保護問題3 – 「世帯分離問題」、教育の機会喪失、貧困の連鎖 前編【無料】

これから以後の問題を論じるにあたり、ぼくは今までの客観的な文体の語り口を今後一切やめて、この文章の読み手である「貴方」を、敬意ある近しい友人の「君」として、手紙の形式で直裁に語ろうと思う。 様々な人達によって、この問題に …

権力に対する抵抗-大粛清時代のショスタコーヴィチ交響曲5番(後編)

(前編からのつづき) ここで、ショスタコーヴィチの交響曲5番の中身を、あまり専門的にならずに出来るだけ平易に、しかし本質を失わないように私なりに解説してみたいと思います。 その前に、基礎知識として、楽曲の交響曲の構成とい …

権力に対する抵抗-大粛清時代のショスタコーヴィチ交響曲5番(前編)

20世紀は人類史上、例をみない虐殺の世紀でした。 ナチス第三帝国によってユダヤ人・スラブ人・少数民族・同性愛者の方々が欧州各地の強制収容所で、600万人以上もの方々が虐殺されたことは巷間広く知られていると思いますが、それ …

「阿寒の自然」〜前田光子さんのこと 後編

お話は阿寒の森に戻ります。 ぼく自身、阿寒の森で超至近距離でヒグマに唸られたり、アイヌの友人が横を過ぎ去るヒグマからぼくを守ってくれたことがあるくらい、阿寒は道内でもヒグマの生息密度がとても高いです。北海道で長く過ごした …

「阿寒の自然」〜前田光子さんのこと 中編

先史時代より狩猟系の生業で生計を立てていたアイヌの人々は、あまり貯蓄という概念がなかったようで(近年の医学研究でも、狩猟系民族に、進化的に新奇探索遺伝子が多く保存されていることがわかっています)、宵越しの銭は持たない的な …

「阿寒の自然」〜前田光子さんのこと 前編

アイヌの友人にガイドされて、初めて阿寒川の森の奥に足を踏み入れた時、原生林の森の姿のあまりの見事さ、美しさに息を呑みました。そして、森の中を流れる阿寒川の流れの美しさにも絶句しました。この世に、まして日本に、こんな美しい …

生活保護問題1 – 生活保護世帯への緊急・夏季加算導入、空調機設置の必要性

都内某所で町医者精神科医として働いている三木千八(みきせんぱち)と申します。 これから臨床現場の折々に感じたことや、診療の合間に思うことなどを書かせて頂きたいと思いますが、喫緊の状況もあり、1回目はまず以下の内容をお送り …