Salt7 – 「サティスファクション」誕生!
ロック・アンセム、The Rolling Stonesの「サティスファクション」。もちろん、「若者の不満」をとりあげて、その後のロックの歴史を変えた「一曲」ですが、それは、彼らのリスペクトするある人物に対する社会の扱いに対する「不満」が引き鉄となったものなんです。
大事な何かをその手に取り戻す実験場。政治、宗教、生活、歴史、経済など各界の論客たちが思い思いの言葉を綴ります。
「地の塩」という意味で、マタイによる福音書の第5章13節にでてきます。この13節は、次の第14節と対になっています。
イエスがガリラヤを回って、困っている人たちを支え続けているうちに、貧しい人、病の人、差別されている人たちが、たくさんイエスのあとをついてきました。そして、イエスはその人たちに、
「あなたたちは、地の塩である」「あなたたちは、世の光である」と述べるのです。
このエピソードをもとに、The Rolling Stonesは、その絶頂期の第一作目”Beggars Banquet”に、’Salt of the Earth’という曲をエンディングに据えました。
「働く人たちに乾杯!貧しき人たちに乾杯!」と続く歌詞で、ミック・ジャガーではなく、キース・リチャーズがボーカルをとっています。
このタイトルのもとに書くエセーは、歴史のなかで、また社会のなかで、多くの人々の記憶に刻まれずにいる、「片隅」の出来事、エピソード、人物を紹介しようという、小さな試みです。
ロック・アンセム、The Rolling Stonesの「サティスファクション」。もちろん、「若者の不満」をとりあげて、その後のロックの歴史を変えた「一曲」ですが、それは、彼らのリスペクトするある人物に対する社会の扱いに対する「不満」が引き鉄となったものなんです。
何度転んでも立ち上がる不屈の闘志という意味で使われる「七転び八起き」ですが、実はもともとは正反対の意味だったんです。
ソウル・ミュージックの歴史的存在、ザ・テンプテーションズの第二次黄金時代のボーカル、デニス・エドワーズが、先日(2018年)2月2日に、シカゴで亡くなりました。デニスは翌2月3日が誕生日でしたので、74歳、後一日で、75歳でした。
テンプテーションズの歴史を見ながら、社会と音楽とが激しく交差した60年代から70年代を振り返りたいと思います。
ソウル・ミュージックの歴史的存在、ザ・テンプテーションズの第二次黄金時代のボーカル、デニス・エドワーズが、先日(2018年)2月2日に、シカゴで亡くなりました。デニスは翌2月3日が誕生日でしたので、74歳、後一日で、75歳でした。
テンプテーションズの歴史を見ながら、社会と音楽とが激しく交差した60年代から70年代を振り返りたいと思います。
70年代を代表する人気きょうだいデュオ、カーペンターズ。当時にアメリカ大統領から「アメリカの理想の若者の姿」と高く評価された二人は、そのイメージにとても違和感を持っていました。
そして、拒食症と薬物依存に……。
追悼 山里勇吉先生。山里勇吉先生が9日に亡くなられ、その追悼文を書きました。
桂枝雀さんが、乗り越えようとしてもがき苦しんだ桂米朝師の落語とは、どのようなものだったか。
上方落語の歴史を振り返りながら考えます。