名著を読む32 – 三谷隆正『幸福論』(岩波文庫、1992年)を読む。
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大事な何かをその手に取り戻す実験場。政治、宗教、生活、歴史、経済など各界の論客たちが思い思いの言葉を綴ります。
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「神学」という言葉を耳にすると、どのようなイメージを抱くでしょうか? 学校教育のキーワードで並べてみれば、おそらく「スコラ学」(中世ヨーロッパのキリスト教神学)とワンセットになった印象ではないかと思います。 このコンテン …
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東日本大震災の後、信徒数が激増し、しかも平均年齢が若返ってたキリスト教の教会の話をします。
それはキリスト教だからとか、また宗教だからとかいうような問題でなく、地域や団体が大事にしなければならないことについて、多くの示唆を与えてくれます。
現世利益を全否定しようとは思いませんが、それでも宗教の重要な役割である「現世を否定する態度」よりも持ち上げられてしまうと、恐ろしいことになってしまうのではないでしょうか。
日本で最初の良心的兵役拒否・矢部喜好は、隣国への敵愾心と憎悪心を煽る戦前日本の狭隘な軍国主義をキリスト者の立場から批判しましたが、これは、昔の話ではないかも知れません。
西洋中世の哲学を概観する。ここでは、①哲学は神学の婢だったのかを問い直し、②中世という時代認識を改めることに重点を置きながら概説してみた。暗黒停滞の時代ではなく豊かな緊張感のある時代であることを浮き彫りにしたい。
様々な宗教にとって「天国」はどこにあるのでしょう。「天国」を説くと一般的に考えられている宗教の代表、キリスト教ですが、原典に遡って、それを見てみると、「雲の上の楽園」ではないようです。
上田俊成の『雨月物語』は、一般的には妖怪変化の類いがでてくるあやかしの文学作品と思われていますが、貧困と身体障がいのなか、苦労をし、また、時には、放蕩の限りを尽くし、また、上方の医師であり、有名な文化人のパトロンであった木村蒹葭堂のサロンに出入りし、本居宣長を痛切に批判した上田秋成が、単なるあやかしを書くはずはありません。そこには、合理的社会批評の目がありました。今回は、『雨月』の一節から、「前世の業」とかいうものは、仏教としてもおかしいぞ、という、秋成の宿業論批判をご紹介します。