名著を読む39 – 板坂元『考える技術・書く技術』(講談社現代新書)を読む。
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大事な何かをその手に取り戻す実験場。政治、宗教、生活、歴史、経済など各界の論客たちが思い思いの言葉を綴ります。
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政治学者・丸山眞男は広島で原爆に遭遇しましたが、「いちばん足りなかったと思うのは、原爆体験の思想化ですね」と語っています。その意味を考えてみました。
福澤は宗教に淡白で功利主義的理解という評価がありますが、福澤の宗教批判を腑分けすると、人間の自由と独立に欠かせないものという理解があります。丸山眞男に導かれながら福澤にとっての「宗教」を考えてみました。
名著との格闘こそインデペンデンスの端緒になります。現代の古典といってよい丸山の『日本の思想』には、クリアにすべき問題がたくさん指摘されておりますが、これに答えていくことが私たちの課題と責任ではないでしょうか。
政治学者・丸山眞男の『「文明論之概略」を読む』をたよりにしながら、古典名著へ臨む態度を考えてみました。著者を祭り上げるのではなく、生きた人間として向き合うことが肝要ではないでしょうか。