Lwp117 – 書評:遠藤ケイ『蓼食う人々』山と渓谷社、2020年。
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大事な何かをその手に取り戻す実験場。政治、宗教、生活、歴史、経済など各界の論客たちが思い思いの言葉を綴ります。
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現在日本を席巻する全体主義的雰囲気は、熱狂とは無縁の低温やけどのようにじわじわと浸透している。刊行から4年近く経過したが、民主主義の破壊は今だ進行中である。
危機は物量の増加と人手不足といった表層にあるのではなく、会社と顧客の共犯関係が生み出す「日本流おもてなし」に存在する。そして怖ろしいことにこの弊害は、日本社会のあらゆる側面に見いだされる。
高橋源一郎のオルタナティブを創造せんとする、人びとを繋ぐ「ことば」への復興という試みは、党派性を超えた、人間主義の探求であるのではないか。「ぼくたちは、ぼくたちの『民主主義』を自分で作らなきゃならない」。