Lwp68 – 書評:山本芳明『漱石の家計簿』教育評論社。【無料】
山本芳明『漱石の家計簿』教育評論社、読み終えたが、目からウロコとはこのことか。生臭い話だが、漱石はどれだけ稼ぎ、どう使ったか--。ヒョウ柄の衣類で着飾ったおばちゃんでなくても関心のあるところであろう。近代文学研究者の著者 …
大事な何かをその手に取り戻す実験場。政治、宗教、生活、歴史、経済など各界の論客たちが思い思いの言葉を綴ります。
山本芳明『漱石の家計簿』教育評論社、読み終えたが、目からウロコとはこのことか。生臭い話だが、漱石はどれだけ稼ぎ、どう使ったか--。ヒョウ柄の衣類で着飾ったおばちゃんでなくても関心のあるところであろう。近代文学研究者の著者 …
近代日本の文壇は「人々に差別されつつ、人々を差別し返すという性格を刻印された小社会」という指摘がありますが、このルサンマンの複合汚染が、変革のできない日本的精神風土を形成しているのではないでしょうか。