私が借りている家の周りを歩くと、すぐ森に行き当たる。近くにも、遠くにも森がある。
その、ちょっと遠くに、森の仙人ペーターがいる。
こんな感じ。
そのペーター夫妻が、私のために夕食会を開いてくれた。シュパーゲル(白アスパラ)の季節が終わる前にということで、駆け込みディナーとなった。
森の一軒家は、ペーター夫妻がこつこつと何年もかけて作り上げたもの。オーブンとストーブを兼ねた暖房があり、手作りのお酒があり、庭で採れた野菜や果物でいつも美味しいものを作ってくれる。
大事な何かをその手に取り戻す実験場。政治、宗教、生活、歴史、経済など各界の論客たちが思い思いの言葉を綴ります。