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9月25日、新潮社が雑誌『新潮45』を休刊にすると発表した。
筆者は本連載「名著を読む」を通して、古典的名著に親しむことで教養を耕し人間が人間らしくなるための一助となる文闘を半年あまり継続してきた。新潮社といえば、日本の近代文学を代表する名門出版社である。『新潮45』の休刊をめぐる一連のゴタゴタは、教養や文学を提供する名門出版社としては、自殺行為にほからない。ゆえに「名著を読む」の「番外編」として、その問題について少々言及しておきたい。