哲学入門54 – コラム:公共哲学としての「事象そのものへ」注目する現象学【無料】

前回の哲学入門では、フッサールの現象学を概観した。「事象そのものへ」をモットーに掲げる現象学は意識の経験に注目する。私が見ているのは水仙の花である。水仙の花は私の意識とは無関係に外部に実在すると従来の哲学は考えてきたが、 …

Lwp85 – 書評:奥平康弘・木村草太『未完の憲法』潮出版社。【無料】

本書は、気鋭の憲法学者が碩学と憲法をめぐる過去・現在・未来を自由闊達に論じた一冊である。テーマは「立憲主義」とは何か、改憲論議をどう見るか、現代の憲法をめぐる状況と課題、日本国憲法の可能性と日本の進路等など幅広いが、気分 …

Lwp84 – 共感が創造する社会思想としての人権

人権を根拠付けようとする試みが非常に困難を極めることを筆者は承知している。形而上学的に挑戦すればするほど、それは一種、神学じみてくるし、かといって損得計算よろしく、功利主義的な後出しジャンケンで根拠付けようとすることには …

哲学入門52 – ウジケさんと子どもと哲学(4) 自分自身で考えてみる(1)

〔子ども向け本文〕 ・人間とは考える葦(あし)である  さて、身近な物事に注目し、そこでいろいろな発見があったと思います。次に大切になってくる手続きとは一体何でしょうか?  それは「自分自身で考える」ということです。   …