freak60 – アバヤ王子への答え 仏教とジャイナ教の対話(その2)

freak58 – アバヤ王子への答え 仏教とジャイナ教の対話(その1)
のつづき

 

ゴータマ・ブッダは、ジャイナ教の教祖、ニルグランタ(マハービラ)のような、一見、徹底した自己否定的に見える考え方にも、「私への執着(tṛṣṇā、taṇhā、ātma-grāha)」がある、と考えていました。

つまり、そこには「私が解放されれば終わり」という、根本的な我執があるのです。

では、どのようにしたら、その「我執」から解放されるのでしょうか?

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