哲学入門7 – 第1章 1.3~5 コラム【無料】

哲学とは結局「言語」をもってしか遂行し得ない営為だからこそ、例えば、「おもしろい」だとか「難しい」と思ったことを言葉として明確にして自己に向き合わせておくことが大切になってくる。「鉛筆とは何か」といった考えるまでもないと自明に思っていることを改めて点検してみることも哲学的省察への第一歩となる。

哲学入門6 – 第1章「哲学を学ぶために」 1.3 哲学の方法 4 哲学の主題 5 哲学とほかの学問

哲学とは徹底的に言語を使って遂行される営みだが、その具体的な方法、そして古代から現代へ至る主題の変遷、そしてほかの学問との関係について論述する。本稿では「何かを考える」ということの具体的なやり方を提示してみたい。

哲学入門5 – 第1章 1.2 コラム 哲学とは自分の考えを“普遍的真理”と思い込んで他者に押しつけようとするものではない。【無料】

哲学とは「徹底的に考えぬく営み」だが、他者の存在を無視した思索とは程遠いことに留意して欲しい。独断専行で物事を思考することは、ひとつの知的営みであったとしても、それは哲学的思索では断じてない。なぜなら、哲学的思索とは、「普遍的」なるものを志向するからである。

哲学入門3 – 第1章 1.1 コラム 哲学は人生訓や自己啓発とは大いに異なる。【無料】

第1章1節に関するコラム。哲学の最も広い意味合いは「原理原則」や「根本原理」の探求であるから、その学びを通してその人の人生哲学を構築することも可能である。しかし、安直でコンビニエンスな人生訓や自己啓発の如き有象無象とは程遠い立場である点には留意すべきであろう。

哲学入門1 – はじめに【無料】

筆者は2003年4月から足かけ13年あまり、創価女子短期大学において教養科目の「哲学入門」を担当してきた。哲学というと、堅苦しいイメージがあるが、人間が困った時、考え直そうとした時、その原点となる考える材料というのはその実相である。本連載では、学生に配布した講座「哲学入門」のレジュメを下敷きに、筆者自身の「哲学入門」を改めてまとめてみた。「哲学」とは憶えるものではなく「哲学する」ものだが、その一助になれば幸いである。