freak59 – 日々を丁寧に生きよう/崇峻天皇御書(その1)【無料】
「崇峻天皇御書」とも、「三種財宝御書」とも呼ばれる建治三年九月十一日づけの、四条金吾宛の書簡。 次のような一節があり、とても親しまれている書簡です。 設い殿の罪ふかくして地獄に入り給はば日蓮を …
大事な何かをその手に取り戻す実験場。政治、宗教、生活、歴史、経済など各界の論客たちが思い思いの言葉を綴ります。
「崇峻天皇御書」とも、「三種財宝御書」とも呼ばれる建治三年九月十一日づけの、四条金吾宛の書簡。 次のような一節があり、とても親しまれている書簡です。 設い殿の罪ふかくして地獄に入り給はば日蓮を …
「日女御前御返事」には、次のように認められています。 此の御本尊全く余所に求むる事なかれ。只我等衆生の法華経を持ちて南無妙法蓮華経と唱うる胸中の肉団におはしますなり。是れを九識心王真如の都とは申すなり。十界具足とは十界一 …
日女御前御返事(御本尊相貌抄)には、御本尊の相貌が次のように記されています(p.1243)。 されば首題の五字は中央にかかり、四大天王は宝塔の四方に坐し、釈迦・多宝、本化の四菩薩肩を並べ、普賢・文殊等、舎利弗・目連等坐を …
特に、中国や、日本の奈良時代に高い尊崇を受けていた経典が、『華厳経』です。この経典について、またこの経典を日蓮大聖人がどのように見ていたか、ちょっと角度を変えて考えてみます。
日蓮教学で「種・熟・脱」というのがあります。二つのフェイズがあるのに、しばしば二つのが混同されています。
このあたりの違いを、少し解きほぐしたいと思っています。第二回目です。
天台大師智顗の『妙法蓮華経玄義(法華玄義)』の第一巻にこんな文章が出てきます。 「教相為三 一 根性融不融相 二 化導始終不始終相 三 師弟遠近不遠近相」 仏典は、さまざまな時代に、さまざまな人々によって創 …
「衆生所遊楽御書」とも言われる「四条金吾殿御返事」。多くの人々が暗記した御書です。その御書のなかで、最も有名な御文、多くの人たちが知らず知らずに暗記した御文「苦をば苦とさとり、楽をば楽とひらき、苦楽ともに思い合せて南無妙法蓮華経とうちとなへ・ゐさせ給へ」を見ていきます。
「衆生所遊楽御書」とも言われる「四条金吾殿御返事」。多くの人々が暗記した御書です。この御書について、違った角度から見てみたいと思います。
夏から秋にかけては、日本近・現代仏教の特徴とも言える、「お盆」「お彼岸」の時期がきて、お墓参りとかされる人も多いかと思います。その時、立派なお坊さんに来てもらって、「廻向」してもらう。では、廻向ってなんでしょう。
「種種御振舞御書」には、「わたうども二陣・三陣つづきて迦葉・阿難にも勝ぐれ、天台・伝教にもこへよかし」とあります。日蓮大聖人が弟子たちに、私に続いてくれ、私の跡を継いでくれ、と訴えられた一文です。では、どのような跡を継げば?