天台大師智顗の『妙法蓮華経玄義(法華玄義)』の第一巻にこんな文章が出てきます。
「教相為三 一 根性融不融相 二 化導始終不始終相 三 師弟遠近不遠近相」
仏典は、さまざまな時代に、さまざまな人々によって創作されたものなので(おそらくスッタニパータの一部などだけが釈尊が説いたものであろうとされています)、それを全部釈尊が説いたということで、見ていくと、むちゃくちゃ矛盾をはらんだものになります。
大事な何かをその手に取り戻す実験場。政治、宗教、生活、歴史、経済など各界の論客たちが思い思いの言葉を綴ります。