Lwp64 – 利己主義と利他主義は対立するものなのか

フランス・ドゥ・ヴァール(柴田裕之訳)『道徳性の起源』(紀伊國屋書店)は、人間に固有とされる道徳性とは、教育によるだけでなく、生物としての個体に潜在するものではないかと示唆する一冊で非常に興味深く読んだ。本書はボノボとチンパンジーの観察から、その消息を明らかにする一冊だが、ぜひ、この記事をお読みの読者にも手にとってもらいたい。

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