投稿日: 2018年12月19日2018年12月19日 投稿者: 氏家法雄Lwp78 – 書評:ロバート・イーグルストン(田尻芳樹、太田晋訳)『ホロコーストとポストモダン 歴史・文学・哲学はどう応答したか』みすず書房。 「アウシュヴィッツ以後、詩を書くことは野蛮である」とは思想家テオドール・アドルノの言葉である。アウシュヴィッツという前代未聞の惨事は、知性と効率性が交差した20世紀を象徴する出来事である。このホロコーストという悪魔の如き所業は、人間の人間らしさと目される「文化」によって加速化された訳だから始末が悪い。 このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。→ ログイン. 会員登録はお済みですか? 会員について