哲学入門4 – 第1章「哲学を学ぶために」 1.2 なぜ人は哲学するのか
哲学はどこから始まるのだろうか。全ての探究はひとが驚いた時に始まるのである。その意味で哲学とは誰もが一度は経験したものである。第1章2節では、人間にとっての根源的な2つの問いと哲学の役割を吟味し、哲学とは何かを定義してみる。
大事な何かをその手に取り戻す実験場。政治、宗教、生活、歴史、経済など各界の論客たちが思い思いの言葉を綴ります。
哲学はどこから始まるのだろうか。全ての探究はひとが驚いた時に始まるのである。その意味で哲学とは誰もが一度は経験したものである。第1章2節では、人間にとっての根源的な2つの問いと哲学の役割を吟味し、哲学とは何かを定義してみる。
読書への意欲はあるものの何から読めば分からないというひとに最もおススメなのが『鬼平犯科帳』シリーズ。圧倒的な面白さが、読書を習慣へと鍛え上げてくれます。池波先生の「人間とは何か」という探求は、あなたの人間観を深め、より世界へ関わっていくきっかけにもなるでしょう。
ソウル・ミュージックの歴史的存在、ザ・テンプテーションズの第二次黄金時代のボーカル、デニス・エドワーズが、先日(2018年)2月2日に、シカゴで亡くなりました。デニスは翌2月3日が誕生日でしたので、74歳、後一日で、75歳でした。
テンプテーションズの歴史を見ながら、社会と音楽とが激しく交差した60年代から70年代を振り返りたいと思います。
『法華経』は、仏が入滅したあとの「無仏の時代」に、自分はどう生きるべきかを、熟慮した人たちが創作したものです。どう生きるべきか――それは仏がなしてきた行いを、自分もなしていくということを、「仏教の本質」と考えて、それを具体的に実践していくことです。
百田尚樹『永遠の0』に「感動」することは果たして「感動」することなのだろうか。人は人間や世界といったものごとの真相に迫ること・それを正しく理解することで感動する。虚偽に感動することは感動とは程遠い「感動という熱病」「感動病」なのではあるまいか。いい話を聞きたい、いい話で泣きたいという「感動」の「消費」は辞めるべきだろう。
第1章1節に関するコラム。哲学の最も広い意味合いは「原理原則」や「根本原理」の探求であるから、その学びを通してその人の人生哲学を構築することも可能である。しかし、安直でコンビニエンスな人生訓や自己啓発の如き有象無象とは程遠い立場である点には留意すべきであろう。
哲学の営みとは、こうした『あたりまえのこと』を成立させている世界をあえて『存在』とか『無』という『硬い言葉』を使って描きなおし、そこに新たな照明を当てることである。
70年代を代表する人気きょうだいデュオ、カーペンターズ。当時にアメリカ大統領から「アメリカの理想の若者の姿」と高く評価された二人は、そのイメージにとても違和感を持っていました。
そして、拒食症と薬物依存に……。
第1章1節では、順を追って哲学とは何かを考察する。先ず、日常生活で使われる哲学と学問で使われる哲学という言葉の共通点と違いを確認する。両者に共通することとは、「何かを行うときの基本的な考え方、原理原則」ということだ。違いはその適応範囲である。
追悼 山里勇吉先生。山里勇吉先生が9日に亡くなられ、その追悼文を書きました。