Salt25 – 「不法移民」は、本当に不法なのか?

自分と違うものを憎しむ、排除するというミソジニー(女性嫌悪)や、ゼノフォビア(外国人嫌悪)が、社会に蔓延しています。
たとえば、ニューヨークやサンパウロ、ロンドン、ベルリン、北京、釜山などの空港やターミナル駅の書店に、平積みで、『どうしようもないイギリス人』『もうフランスは破滅』『日本崩壊』とかいう本が置かれているでしょうか?
でも、日本ではそんな光景が当たり前です。
そこで、ちょっと、視点をかえて、「生活」ということから見たらどうなるのか?天才音楽プロデューサー、ダニエル・ラノアの証言を紹介します。

Salt21 – Adiós グレン・キャンベル

アメリカのポピュラー・ミュージック・シーンの超大物、また、ギターの名手として、数え切れないほどのアーチストのアルバムに、スタジオ・ミュージシャンとして参加したグレン・キャンベルが、昨年亡くなりました。
中学生のころから、The Rolling Stonesとともに、大ファン(エラい趣味の傾向が違うやないか、と言われるかもしれませんが)でした。
そのグレンについて、一文、書きました。

Salt20 – 主役はピアノ

ノーベル平和賞には、いつも記念のコンサートがあります。1993年にノーベル平和賞を受賞したネルソン・マンデラが獄中から解放されたきっかけが、イギリスで開催され、全世界に中継された「ネルソン・マンデラ解放要求コンサート」であったことに象徴されるように、特に、平和賞受賞者や受賞団体には、ロックなどの音楽がバックアップしている例が多い。そのような背景から1994年から、ノーベル平和賞記念コンサートが開かれるようになりました。世界100カ国に中継されています。さて、今回のコンサートの主役は?

Salt19 – 高台移転と津波

岩手県の唐丹(とうに)は、何度も津波で壊滅的打撃を受けた場所です。でも、その都度、人々は海岸にまた住みつきました。津波の恐怖を忘れたのか、という意見もあるでしょうが、果たして、そうなのでしょうか?

Salt18 – 白人音楽・黒人音楽ってなに?

ロックやhip-hopなど、いわゆる「洋楽」の歴史を考えると、白人音楽、黒人音楽など、人種的な区別があります。確かに、今、世界的な人気のケンドリック・ラマーやビヨンセなどは、アメリカにおけるアフリカ系アメリカンの歴史、特に、公民権運動などに戻る音楽的指向を常に、見せてくれます。
それは、とても、大事な、忘れてはならない地下水脈です。
とともに、その地下水脈は、複雑で豊かなものであるということも、忘れてはいけないと思います。