Salt40 – 洪水に思う
2004年の「平成16年7月福井豪雨」の場合は、発災から一週間後ぐらいに、現地に行き、数日間、いろんなお手伝いをしました。 流れてきた瓦礫の撤去は、ほぼ終わってたんですが、泥水に浸かった家具やカーペット、電気製品の片づけ …
大事な何かをその手に取り戻す実験場。政治、宗教、生活、歴史、経済など各界の論客たちが思い思いの言葉を綴ります。
2004年の「平成16年7月福井豪雨」の場合は、発災から一週間後ぐらいに、現地に行き、数日間、いろんなお手伝いをしました。 流れてきた瓦礫の撤去は、ほぼ終わってたんですが、泥水に浸かった家具やカーペット、電気製品の片づけ …
今年は、中之島の大阪市中央公会堂が出来てちょうど100年目。日本の近代建築を代表する公会堂ですが、実は、とても特徴的な部分があるんです。
東日本大震災の後、信徒数が激増し、しかも平均年齢が若返ってたキリスト教の教会の話をします。
それはキリスト教だからとか、また宗教だからとかいうような問題でなく、地域や団体が大事にしなければならないことについて、多くの示唆を与えてくれます。
6月24日は、いよいよ飯舘村のかたがたとの交流でした。釜ヶ崎のおっちゃんたちの当事者活動である、紙芝居劇むすびのかたがたと一緒に、舞台に登りました。
6月22日から福島県の飯舘村と浪江町に行ってきました。前は3月に行ったのですが、今回は、思いがけない出会いもありました。「その2」からの続きです。
東日本大震災から7年の歳月を見てきて、「強いリーダー」のところが、発災当初は物事が迅速に進むように見えました。ところが、二年、三年経つうちに、そういう自治体、企業、団体に、現場のニーズと齟齬が目立つようになりました。これは、驚くほど明白でした。予算分配が、結局、非効率となり、しかも必要としている人に届かない。発災当初、とても、ありがたい示唆を、ある「現場のかた」からいただきました。その「示唆」について述べます。
6月22日から福島県の飯舘村と浪江町に行ってきました。前は3月に行ったのですが、それから3ヶ月で変わらないこともあれば、変わったところもありました。
震災直後、被災各地で想像を絶する「悲劇」とともに、想像を絶する「奇跡」も起こりました。岩手県の大船渡で起こった「奇跡」の話をします。直接現場に行き、何人ものかたに、おうかがいした話です。奇跡と言っても、「神仏」が起こした奇跡ではなく、人の「可能性の奇跡」です。
岩手県の唐丹(とうに)は、何度も津波で壊滅的打撃を受けた場所です。でも、その都度、人々は海岸にまた住みつきました。津波の恐怖を忘れたのか、という意見もあるでしょうが、果たして、そうなのでしょうか?
「建築界のノーベル賞」プリツカー賞を2014年に受賞した建築家、坂茂さんは、難民シェルターや自然災害の被災者向けの仮設住宅、恒久住宅、さらに、コミュニティホールの建設で、同賞を受けました。坂さんを動かすモーティべーションの原点は?