Salt54 – 宮本常一の視点

民俗学者・宮本常一は、「旅する巨人」と言われていました。生涯に旅した距離は延べ16万キロ。写真だけで10万枚。今みたいに、デジタル・カメラやスマートフォンで、手当たり次第に撮ったら、自動的にパソコンやクラウドなどに保存出来るような時代ではありません。撮ったものはフィルム現像して、選んで、紙に焼き付けねばなりません。

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