哲学入門48 – コラム:現代思想の誕生に不可欠なのは他者から学ぶ視点【無料】

哲学入門47 – 3.3 前史(12) 現代思想概観(1) 前回の哲学入門(3.3 前史(12) 現代思想概観(1))では、20世紀の思想界を大きく塗り替えた現代思想を取り上げた。ただし取り上げるといっても、 …

Lwp76 – 書評:マイケル・ボーンスタイン&デビー・ボーンスタイン・ホリンスタート(森内薫訳)『4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した』NHK出版。

マイケル・ボーンスタイン&デビー・ボーンスタイン・ホリンスタート(森内薫訳)『4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した』(NHK出版)戦慄を覚えつつ読了する。 このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。→ ロ …

哲学入門45 – コラム:冷戦の崩壊は果たして資本主義の勝利なのか?【無料】

哲学入門43 – 3.3 前史(11) 近代の経済思想 近代批判としてのアダム・スミスとマルクス 前回の哲学入門本編では、近代に洗練される経済学の潮流を紹介した。嚆矢となるアダム・スミスとその転換期のカール・ …

freak67 – 仏種は縁に従つて起る/高橋殿御返事(その2)【無料】

freak65 – 同じ米穀なれども/高橋殿御返事(その1)【無料】 のつづき   本抄は、「断簡」つまり、切れた手紙の一部で、短いので全文を、まず書きましょう。 米穀も又又かくの如し、同じ米穀なれ …

freak65 – 同じ米穀なれども/高橋殿御返事(その1)【無料】

本抄は、「断簡」つまり、切れた手紙の一部で、短いので全文を、まず書きましょう。 米穀も又又かくの如し、同じ米穀なれども謗法の者をやしなうは・仏種をたつ命をついで弥弥強盛の敵人となる、又命をたすけて終に法華経を引き入るべき …

透明人間

ナショナリズム・排外主義の嵐は、いまや世界中で吹き荒れていると言っていいかもしれない。 ドイツも例外ではない。街を歩いていて不愉快な思いをさせられたことも一度や二度ではない。 しかし、ペギータ(反イスラムの排外主義団体) …

Lwp73 – 書評:矢野久美子『ハンナ・アーレント 「戦争の世紀」を生きた政治哲学者』中公新書。【無料】

全生涯をかけて人間を「無効化」することと対峙し続けたユダヤ人の女性思想家がハンナ・アーレントである。本書は、その強靱で根源的な思索の軌跡を浮かび上がらせる最新の評伝である。新書で人物一人を語ることほど難儀はないが、本書は …

哲学入門42 – ウジケさんと子どもと哲学(1) はじめに【無料】

〔はじめにの「はじめに」〕 ご購読いただきありがとうございます。本文は、お子さま用の〔子ども向け本文〕に加え、お子さま用の〔課題〕が第一の読者である子ども向けの文章になります。こちらに加え、〔一緒にお読みになるサポーター …

Lwp71 – 書評:親子で読みたい、考えるための3冊【無料】

今回は、親子(もしくはサポーターとこどもさん)で読んでみたい3冊を選んでみました。まずは、世界的な画家として知られる安野光雅さんの『かんがえる子ども』です。子どもと向き合う大人たちに大切にしてほしいポイントを明確に示した …

freak61 – 脱神話のリアル/崇峻天皇御書(その2)【無料】

freak59 – 日々を丁寧に生きよう/崇峻天皇御書(その1)【無料】 のつづき   さて、建治三年九月十一日付けの四条金吾への書簡。「崇峻天皇御書」との名前で親しまれているのですが、「崇峻天皇」 …