哲学入門58 – ウジケさんと子どもと哲学(6) 「考える」ことから「自覚」へ(1)
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大事な何かをその手に取り戻す実験場。政治、宗教、生活、歴史、経済など各界の論客たちが思い思いの言葉を綴ります。
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◇ 時は金なり …カトリシズムが「非現世的」だとか(それは仮設上のことに過ぎない)、プロテスタンティズムが唯物主義的な「現世のたのしみ」を含んでいるとか(それも仮設上のことに過ぎない)、その他この種のさまざまな漠然とした …
“名著を読む30 – マックス・ヴェーバー(大塚久雄訳)『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(岩波文庫)を読む。” の続きを読む
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前回の哲学入門では、現象学から出発し、フッサールとたもとを分かつハイデガーの哲学を紹介した。合理的であることや共通了解の再構築をフッサールは目指したが、それに対し、ハイデガーは、自身が生きている時代を人間がその生の根拠を …
まもなく「平成」という時代が終わろうとする2019年、なぜか「昭和」という言葉を聴くと、懐かしさを覚える人も少なくないのではなかろうか。もちろん、それは昭和を生きた人間のノスタルジアと言ってしまえばそれまでだが、新しい子 …
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【質問】 ハンドルネーム:なないろ。 濃い付き合いが苦手です。一人で静かに過ごす方が気楽です。例えば、ゆきつけの馴染みのお店なんてありませんが、そういう居場所よりも、すべてが平準化されたチェーン店で独りで食事を摂る方が居 …
当たり前のように遂行され、その意味を考え直してみることが憚れる領域というものが私たちの日常生活のなかにはたくさん存在します。その一つの領域が「子育て」ではないでしょうか。著者である片岡佳美さんは、「家族の実践」研究の第一 …
“Lwp88 – 書評:片岡佳美『子どもが教えてくれた世界 家族社会学者と息子と猫と』世界思想社、2018年。【無料】” の続きを読む