終活談義
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大事な何かをその手に取り戻す実験場。政治、宗教、生活、歴史、経済など各界の論客たちが思い思いの言葉を綴ります。
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すべての仕事を捨てて、ドイツに来た。 捨てたものの大きさを言葉にすることはできない。唯一継続しているのが、原稿を書くこと。インターネットの発達は、どんなに遠いところにいても発言ができることを証明している。 同時に、世界の …
ドイツ在住のキャリア女性たちとお茶をした。そして、好きな芸能人の話になった。 あらためて考えてみた。テレビを見るのが嫌いな私でも、この人がしゃべるとつい、見入ってしまう人がいる。 たとえば、ジャパネットたかたのテレビショ …
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哲学入門では、実存主義とフランクフルト学派の批判理論を中心に、これまで第二次世界大戦後の思想世界を概観してきた。この後、世界を席巻するのが構造主義を端緒とする一群のフランス現代思想と呼ばれる思潮である。 その本論に入るま …
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20年ほど前、命の次に大事なものは何? と学生に質問したら、答えは携帯電話がトップだった。びっくりしていたら、あっという間に携帯が生活の、いや、体の一部になってしまっていた。 ドイツのデュッセルドルフ空港に降り立って、す …